
三浦半島の小・中学校の先生から、我が校自慢をたっぷり披露していただきます!
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第8回 葉山町立 葉山小学校 |
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佐藤正校長 |
仙元山のふもとにたつ葉山町立葉山小学校(佐藤正校長・大正15年創立)は、児童数556名、全18クラスの学校。広いグラウンドの向こうには、消防署、町役場、花の木公園が見え、のびのびとしておおらかな空間の中にある。
『今日もみんなでにこやかに、読んだり書いたり数えたり、真面目に勉強しています』、『今日もそろってほがらかに、とんだりはねたり歌ったり、元気に運動しています』。これは、堀口大学作詞、団伊玖磨作曲により昭和27年に制定された葉山小学校の校歌だ。「校歌の中に葉山小の目指す子供像が歌われているんです。この校歌には振りがついていてね、低学年の生徒たちは飛んだり跳ねたりしながら歌っていますよ」と佐藤正校長。 校長室の棚の上に少し古びた西洋人形がある。これは1927年、宣教師ギューリック博士の提案で『日米両国の平和の為に』と、ひな祭りに間に合うようにアメリカから日本へ1万2千体の人形が贈られたときのもの。
ところが戦時中、敵国の人形という理由でその多くが捨てられたり焼かれるなどして処分されてしまった。その時の人形は今では全国に30数体、県内では3体しか残っていない。

葉山小の広いグラウンドには 子供たちの元気な声が響いていた |
「そのうちの1体が葉山小のこの人形、メリーちゃんなんですよ。処分されないように目に付かないところにしまってあったのを昭和53年に見つけ出されたのです」。そんないきさつのある人形なので、毎年ひな祭りには廊下に出して飾っているのだそうだ。
葉山小では、全校縦割りグループで行う葉小まつり、6年生が1年生をおんぶして会場を1周する1年生を迎える集い、池子エレメンタリースクールとの交流など楽しい行事が他にも沢山ある。
「3年生は地域の方の厚意で5月に田植えをし、実った稲穂を害鳥から守ろうと案山子をつくったんです。そうしたら、烏に取られまいと、どの案山子も目は釣りあがり、口はへの字でね、光る目玉をつけたり手を広げたりいろいろ工夫を凝らせて21体の案山子ができました」と校長先生の身振り手振りを交えたその話しから、校歌で歌われている通りの子供たちの姿が目に浮かんだ。
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