三浦半島の小・中学校の先生から、我が校自慢をたっぷり披露していただきます!

第11回 横須賀市立 大津小学校


北岡義人校長

 横須賀市立大津小学校(北岡義人校長)は、現在児童数667名、20学級、住宅街にある小学校。明治10年(1877年)、三浦郡浦賀町尋常高等大津小学校として創立した歴史ある小学校でもある。

 北岡校長は大津小学校を「人の話をよく聞くことのできる児童が大変多い学校」と自慢する。「授業中や朝会、集会等に“静かにしなさい”なんて注意することはないんですよ。誰からともなく静かになるんです」(笑)。それは、上級生が率先してルールを守り、下級生をリードするという、先輩たちを見習う大津小の伝統が受け継がれているからと校長は受けとめている。
 また「子どもたちが素直で、わがままでない。ご家庭のしつけが行き届いていると感じます」と語る。

 大津小は「児童指導部」という学年代表が定期的に問題点・疑問点を話し合い、早期発見・解決策を見つけ指導に役立てている。PTAと連携し、問題を残さないので、その結果子どもたちがのびのびと素直に育っている。
 他にも家庭との連携には、児童たちがクラスや学年で「学習発表会」として保護者に色々な形で、見せ場を作り、「開かれた学校づくり」を目指している。
 「これは子どもたちも張り合いがあり、保護者にも好評です」。


トイレには北岡校長自らの作品も

 2001年秋に改修工事をしたトイレも全員の自慢。日頃は業者や児童が清掃をするが、PTAが周期的にトイレ清掃を行い、美化協力している。トイレには飾り棚や展示スペースがあり、児童の絵画作品や、校庭に咲いた花が飾られ、清潔で楽しいスペース作りをしている。取材に伺った12月初旬は、校長が作ったカエルの置物が落ち葉の中に愛らしく飾られたり、保護者の方が作ったクリスマスのトールペイントなどが並べられていた。
 「子どもたちが興味を持って見てくれる。歓声を上げてくれる。そして一人ひとりがきれいに使おうと大切にしてくれることが何よりも嬉しいですね。これが情操教育につながればと思っています。今日のような世の中、潤いある感性を持った子に育って欲しい」と児童を我が子のように見守る校長が印象的だ。
 トイレ以外もちょっとした廊下の隅や、校長室前の机に色々な作品が並び、児童に語りかけている。
 「学校という建物は一見殺風景なイメージだから少しでも暖かい学校作りを目指しています」。それが充分に伝わる優しい雰囲気の大津小学校だ。



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