
三浦半島の小・中学校の先生から、我が校自慢をたっぷり披露していただきます!
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第13回 横須賀市立 諏訪小学校 |
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嘉山雅英校長 |
横須賀の中心地に建つ諏訪小学校(嘉山雅英校長)に昨年の秋突然、報道陣が押しかけた。世界的なビッグニュース、ノーベル物理学賞受賞者、小柴昌俊・東大名誉教授の母校なのだ。 横須賀市役所の後ろ側にある学校に伺うと玄関に小柴さんの写真と手紙が飾られ、かたわらにくりくり坊主の小柴少年の写真もあった。
諏訪小学校は明治35年創立。当時は緑ケ丘の聖ヨゼフ病院のところにあり、昭和9年に現在の校舎へ移転。小柴さんは5年生の時に愛知県から転校して来た。当時(諏訪尋常高等小学校)の貴重な卒業アルバム「昭和14年3月
卒業記念写真帖」を見せていただくと尋常科第6学年男組のところに写っている。
諏訪小の子供たち(すわっこ)は現在268名、10クラス。本町や若松町、大滝町など中央地区から通ってくる。学校には横須賀市に2つしかない公立幼稚園、諏訪幼稚園と「ことばの教室」が併設されている。園長先生でもある嘉山雅英校長は「街中の学校ということで地域の大人たちが子供たちを温かい目で見守ってくれることがありがたい」と語る。児童は三笠通り商店街で職業体験をしたり、パン工場のパン、カレー、花づくりを実際にやってみたり、地域の社協の主催でおじいちゃんおばあちゃんと遊んだり、通学の途中でも声かけをしてもらったりと恵まれた環境にある。5年生はEメールで、農業や漁業が盛んな地域、剣崎小学校の児童との交流も。

校内の掲示板には小柴さんの写真や手紙、 少年時代の写真も飾られている |
昨年2月、創立100周年の記念式典の時には小柴さんに、「大きいことと小さいこと そして人間」と題し、研究のことや「心に夢のタマゴをたくさん持って大事に育てよう」というお話をいただいた。これに感激した子供たちが各自の夢のタマゴについてお手紙を送った。この講演録と手紙の一部などが「心に夢のタマゴを持とう」(講談社文庫)に紹介されている。今年2月、小柴さんが横須賀市の名誉市民第1号に選ばれた顕彰式にも諏訪小の子供たちはかけつけた。
「子供たちがなによりも楽しく通って来れる学校にしたい」と言う嘉山校長。春に花開くのを待っているたくさんのつぼみが風に揺れていた。
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