三浦半島の小・中学校の先生から、我が校自慢をたっぷり披露していただきます!

第14回 横須賀市立 大塚台小学校


青木良紀校長

 横須賀市吉井・池田の新しい住宅地、湘南山手。この一画の大塚山古墳があった地に4月7日、横須賀市立大塚台小学校(青木良紀校長)が開校した。
 児童数670名、20学級のうち、1年生は5クラス180人が入学した。2年生以上は望洋、大津、久里浜、浦賀小学校から転入してきた。

 新しい歴史が始まったばかりの真新しい校舎を訪ねて目を見張った。ハード面では未来の理想校を本当に形にしてしまった、という印象を受けた。
 「うるおいのあるまちの学校」をコンセプトとし、学校からふれあいのある町づくりを進めていこうと考えて設計された。
 「明るく生き生きとした、子どもにとって楽しい学校づくりを進めます。常に保護者、地域住民らと共に創り上げていく参画型を目指しており、教育目標はこれから2ヶ月位の間に子どもや先生、保護者、地域の方々の意見を広く聞いて作っていきたい。知らないところで決められたのでは誰もついてきませんし、お題目を唱えるだけじゃ仕方ないですからね」青木校長は前例のない開かれた学校づくりを始めている。
 「先生方には、無理なく、得意なことを、子どもの目線で考えてほしい、と伝えました。小学校の先生は何でも出来て当り前と思われ、苦手なこともがんばってしまいますが、これからは専門性をもったボランティアの方々の力を借りてもいいし、自分の得意分野で力を発揮してほしい。出来る振りをしないことが子どもの幸せにつながります」と教育に対する姿勢は明快だ。「背負える所は私がしょいます」と青木校長の力強い言葉に、肩の荷が降りたと言った先生もいたそうだ。

 校舎は感動の連続。教室と廊下の壁はなく明るく開放的だ。広い廊下にはかわいいテーブルとイスが置かれ家庭でいえばリビングのような雰囲気。たたみ1畳ほどのちいさな小屋(?)がところどころにあり、子どもの特質をつかんだ設計に思わずほほ笑む。
 黄、赤、青、緑のビビットカラーやパステルカラーが至るところに効果的に使われ、心がはずむ色彩設計。
 丸い吹き抜けのある音楽室、プールは屋上。屋根には10キロWの太陽光発電システムも備えている。
 古墳公園、池田3丁目公園と一体化したこれまでにないオープン校舎、開放感あふれるガラス張りの体育館や職員室。周囲の熱いまなざしに応え、教職員も一丸となって「この大塚台から全国へ発信していこう!」と新しい学校のあり方を本気で考えている。



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