
三浦半島の小・中学校の先生から、我が校自慢をたっぷり披露していただきます!
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第20回 葉山町立 上山口小学校 |
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田辺忍校長 |
横須賀葉山線のやや横須賀よりに位置する上山口小学校は、葉山町の中で一番広い学区(上山口と木古庭)である。 その歴史は古く、明治6年に上山口村新善光寺を仮用し、山口学校として開校してから創立130年になる。その後10年ほど西光寺を借用していたが明治25年に木造校舎を新築した。大正14年葉山小学校の分教場になり、昭和31年4月葉山町立上山口小学校として独立した。現在の校舎は昭和47年に建てられている。 何種類もの小鳥のさえずりが間近に聞こえる、山のふもとののどかな学校だ。校門を入ると幅の広いまっすぐな道があり、左側に運動場、右側の公園のような木々の茂みの向こうに校舎が見え、初めて訪れても懐かしいような暖かさが感じられる。児童数は、187名(平成15年9月1日現在)で1学年1学級、1年から6年までずっと同じクラスで担任だけが変わっていく。
今年の4月に着任した田辺校長は、「山が近いのでカブトムシやクワガタを男の子も女の子もよく取って校長室に見せに来ますよ。子どもたちはとても人懐こいですね。単学級なので行事の時は縦割りに行動し、6年生が低学年をリードしています。地域の方に指導、協力して頂きながら、サツマイモの苗床をつくり植付けをしたり、総合的学習の一環として5年生が、田植えから稲刈り、脱穀まで昔の生活を考えながら体験しています。小人数である為に切硅琢磨しにくい部分をどうやって育てて行くかが課題で、幅広くいろいろな体験をさせたいと考えています」。
11月1日には、学習発表会の後、午後からPTA主催で上小フェスタを行う。地域の『手を使って物を作る』技をもつ方々に協力してもらい、ワラ細工、手芸、木工などを体験する。「昔から伝わっている事を大事にする地域の大人の姿勢を子どもたちは見て育ちます。穏やかに地域で育てられていると感じますね。居心地の良い、恵まれた学校です」と語る田辺校長は、「上山口小の全てが自慢です」と言いきる。
「子どもたちは、登下校時に校長室の入り口で大きな声で挨拶をしていくんですよ。校長室に入ってきて遊んでいく子もいます」と校長先生が話していると、ガラッと戸が開いて「校長先生さようなら!」と挨拶して行く子がいた。「ほらね」と微笑む校長先生は、ネクタイに自作の貝殻のネクタイピンを付けたおしゃれな遊び心のある方だった。
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