
三浦半島の小・中学校の先生から、我が校自慢をたっぷり披露していただきます!
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第30回 横須賀市立 長井小学校 |
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加藤俊広校長 |
横須賀市の西のはずれに位置する横須賀市立長井小学校(加藤俊広校長)は今年創立115年を迎えた。明治22年開校の歴史と伝統のある小学校を訪ねた。 「校歌に歌われるように自慢は富士山の眺めがすばらしいことです。特に11月から冬場の富士山は相模湾をバックに朝の富士山、夕方のシルエット、本当にきれいです」と加藤校長。 360度の展望が見事という屋上に案内していただいた。眼下に長井港が広がり、民家の屋根は日本瓦が多くみられ、漁村らしい風情がある。武山、大楠山、佐島、長者ヶ崎、江の島、雲がかかっているが富士山の稜線も見える。 「今日は大島が見えませんね。あの辺りに見えるんですよ」と教えてもらい、最後は房総半島の鋸山がくっきりと見えた。ピーヒョロとトンビが勢いよく飛び大空が近い。「シタビラメが電線にひっかかり停電したこともあるんですよ。校庭に魚が落ちていたり…全てトンビの仕業です」。 「以前、グリコのポッキーのCMにこの屋上が使われたり、ピッカピカの1年生の最初のCMはここのグランドで撮影されたんですよ」。 「良いところばかりでなく、強い風がいつも吹いています。1年生は吹き飛ばされないかと心配する位です。昨日、初めて校長室、職員室、保健室にエアコンが入りましたが、窓を閉めていてもジャリジャリと砂がたまるんです」。
「5月に行われる運動会は家族の方も楽しみにして、早朝から場所とりに来ます。組体操は自慢のひとつで演技に迫力がありますよ。また、漁業に携わる地域の方々との交流もあり、サザエやヒラメの稚魚の放流を、ワカメは種つけから収穫までさせてもらっています。皆さん、愛校心が強く協力的です」。
5年生のキャンプも盛り上がりをみせ、子どもたちはアウトドアが大好き。最近ではプール開きの前にトンボのヤゴを捕獲、その後成長を見守ったそうだ。今年の市内小学校相撲大会では個人戦、団体戦とも女子が優勝、快挙をみせた。
卒業すると全員、隣の長井中学校へ入学する。小学校から9年間、同じ仲間と過ごすのは市内でもここだけ。「制服を着ると気持ちは変わるそうですよ」。
教育目標は「思いやりのある子」「考える子」「たくましい子」。豊かな自然に恵まれた長井小学校、夏休み中で元気な子どもたちはいなかったけど、大人になるとここで過ごした良さはもっとわかるのではないかと思い、校舎を後にした。
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