三浦半島の小・中学校の先生から、我が校自慢をたっぷり披露していただきます!

第32回 横須賀市立 大楠小学校


多田幸子校長

 大楠小学校は芦名漁港や淡島神社の近くにある。相模湾に面して海岸沿いに佐島から長者ヶ崎まであり、横須賀で一番広い学区(久留和・秋谷・芦名・佐島)なので、バス通学が多い。小学校と同じ敷地に市立大楠幼稚園があり、多田子校長は幼稚園の園長でもある。
 校長室に「堀口大學作詞、團伊玖磨作曲」の大楠小学校校歌(昭和30年制定)が大きく飾られている。「この校歌は大楠小の宝です。7年前の学校創立100周年の時には、團伊玖磨先生自ら指揮をして下さいました」と校長先生が自慢するのもうなずける。美しい言葉で周りの景色を表していて格調高い。子どもたちは校歌にも歌われている大楠山へ全校で登山をしたり、総合学習で前田川の源流へ行き水質検査をするなど周囲は自然に恵まれている。

 6月の「大楠祭り」では保護者を始め老人ホームやその他の施設の方を招待して合奏・ダンス・劇・展示を行う。地域の「健民運動会」へ小学生も参加する。3月にはPTA主催で「楠っ子ふれ愛フェスタ」を開く。校庭でゲームやおもちゃ作りをしたりフリーマーケットも出る。先生方の喫茶店もあり地域の人たちと皆で遊ぶ。またPTA・OBの「楠々の会」の方たちが「真夏の夜の子ども映画上映会」を行う。校庭に夜店も出て敷物を思い思いに敷いて夏休みの最後に映画を楽しむ。地域の大人たちの「子どもを楽しませたい」という思いが伝わってくる。「盆踊り大会」「お餅つき大会」なども校庭で行われ学校が地域の行事の中心になっている。
 「この地域では、色々な場面が設定されて子どもの多用な面が発揮できます。子どもたちは純粋で優しく同級生はもとより幼稚園から中学生まで仲良しです。多くの人に見守られて育ち、人との絆の保ち方が培われていると思います。先生方も熱心な教育をしていますし、早めに情報をキャッチして、職員全体で見守ります」。多田校長は「だから私は地域の力・子どもの力を信じてがんばる事ができます」と言う。校長先生の学校自慢はまだまだ沢山ありそうだ。



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