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2020.06.24

新型コロナウイルスについて免疫学の専門医「かとう内科クリニック」加藤清院長にお聞きしました!

新型コロナウイルスについて免疫学の専門医「かとう内科クリニック」加藤清院長にお聞きしました!

依然として続く自粛生活

新型ということは既存のウイルスがいたのでは?

「最初のコロナウイルスは一般的な風邪ウイルスでインフルエンザと同じ位の症状で済んだんです。新型コロナウイルスは肺の端っこの部分、末梢側にウイルスが溜まりやすいので、息苦しさが強い。重篤になった場合、一般的な人工呼吸器よりも有効なのがエクモという人工呼吸器。普通の病院では使えませんがアビガンも有効だと思います。ただし妊娠を望む方にはお勧めしませんが。

 また、諸外国のようにPCR検査をもっとやるべきだとは思いますが、検査は皆さんが思っているよりも難しい。臨床検査技師なら誰でもできるというものではなく、一部の優秀な技師しかできない。頑張っても一人が検査できるのは、1日でせいぜい5人程度が限界です」。高齢者や何らかの疾患を持っている人はかかりやすいと言われているが、そうではないという。かかりやすい人(ハイリスポンダー)とかかりにくい人(ローリスポンダー)がいて、その差は基礎体力の差だとか。基礎体力のある人はかかりにくく、かかっても軽症で済む場合が多い。普段から体を鍛えることが大切。ただし今の状況下でランニングなどをするときはマスクやバンダナなどで口元を覆って欲しい。睡眠を十分に取ることも大切だ。「お母さんにはぜひ、赤ちゃんにもマスクをするようにしてほしい。マスクは嫌がると思うので、バンダナを三角に折って口元にまくのがおススメです。

 今、何のために3密を避けたり外出自粛などを頑張っているか。第1に人にうつさないこと! 手洗いも大切です。アルコール消毒ではなく一般的な石鹸での手洗いでも十分有効です。正しい洗い方でこまめに行うことが感染予防につながります」。

医院長 加藤清 先生
(1948年生まれ、横浜市大医学部卒)
かとう内科クリニック
☎045(640)5433
加藤-清院長