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TVアニメ「スローループ」と横須賀市のコラボ商品

海洋科学高生が考案から缶詰の加工まで

　横須賀市は、市内が描かれているTVアニメ『スローループ』（金曜23時からBS11などで放送中）とコラボレーションし、描き下ろしイラストやアニメキャラクターなどを使用した限定コラボグッズの企画・販売を促進している。12月20日には、神奈川県立海洋科学高等学校（石垣隆校長）１年生の宮守音々さん・石渡彩愛さんが上地克明横須賀市長を表敬訪問。二人が商品開発した「あじバーグ」「たこツナボール」（各税込８５０円）の缶詰の完成報告を行った。
釣りを介して家族と友情の絆を深めていく物語であることから、市は同校に企画への参加を提案。作品の登場人物と同年代の２人が課外活動の中で横須賀の海で獲れた魚を使いメニューを考案、ラベルデザイン、缶詰の加工まで全てを担った。
宮守さんは「原作の中に登場するアジバーガーをヒントにしました」と話し、石渡さんは「三崎のマグロや佐島のタコを使いました」。アニメと地元産の食材を上手に掛け合わせた魅力的な缶詰。横須賀市観光案内所で販売中。数量限定のため、１人１種類１缶まで（なくなり次第終了）。☎︎０４６（８２２）８３０１

＊写真：「たこツナボール」を考案した石渡さん（左）と「あじバーグ」を考案した宮守さん