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2022.01.26

1月27日は「求婚の日」(横須賀・三浦・湘南版)

1月27日は「求婚の日」(横須賀・三浦・湘南版)

 1883(明治16)年1月27日、伊勢新聞と三重日報に掲載された新聞紙上初の求婚広告があった。「先頃女房を離縁して不自由勝ゆえ、貧富を論ぜず、十七歳以上二十五歳にて嫁になろうというものは照会あれ」記事を掲載したのは中尾勝三郎なる人物。結果19歳の女性が応募、めでたしめでたしとなった。制定人は不在だが、いつからかこの1月27日が「求婚の日」となった。
現在は「婚活」と名前がつき、パソコンやスマートフォンからもお相手を自由に探せる時代。横須賀市の久里浜地区社会福祉協議会 くりはまボランティアセンターでは2012年11月18日から地域で応援する婚活パーティー「婚活おうえんします」を開催している。「横須賀市内在住・在勤で満25歳から40歳までの独身男女」という条件で応募を受け付け、簡単なアンケートによる審査を行った約40名に「婚活招待状」を送る仕組み。今までに8回開催され、合計270名が参加。誕生したカップル35組、結婚を報告してきたカップルは3組。参加者からは、「自分のことがよくわかった」「出会いのチャンスが少ないので、嬉しい」という声。
事務局長の魵澤(えびさわ)照代さんは、「信頼できる会だと、ご本人やご家族からの申込みもあります。令和2、3年度はコロナ禍で中止となりましたが、継続したいと考えています」と話す。


※写真:久里浜の町を流れる平作川にかかる「夫婦橋」。この橋の上流に見える人道橋とペアになっている