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2022.03.04

横須賀からスノーボードで世界へ!余郷隆正さん、さくらさん兄妹(2022年3月4日号横須賀・三浦・湘南版)

横須賀からスノーボードで世界へ!余郷隆正さん、さくらさん兄妹(2022年3月4日号横須賀・三浦・湘南版)

「オリンピックの舞台に、いつか立ってみたい」

 2022北京オリンピックの熱が冷めやらぬ2月23日、北海道阿寒湖畔で開催された「全日本ジュニア選手権大会スノーボード競技」で横須賀市津久井浜の余郷さくらさんが優勝。3月にイタリアで行われるジュニア世界選手権大会への切符を手にした。
法政大学国際高校3年生のさくらさんは中学1年から尾瀬岩鞍の「チーム佐々木塾」に所属し、国際スキー連盟(FIS)ポイントランキングは国内9位。12月にはチェコで開催されたヨーロッパカップに初出場し、兄の隆正さんとともに長野県の菅平高原スキー場でトレーニングに励んでいる。来シーズンのナショナルチーム入りも決定したさくらさんは「今シーズンは、この大会で優勝を目標に練習をしてきたので、優勝することができてとても嬉しいです」と喜びを語った。
大正大学3年生の隆正さんも「チーム佐々木塾」に所属し、今シーズンの国内大会(HAROカップ、SNOWFESTA)では3位の好成績。全日本スキー連盟(SAJ)日本国内強化選手として活躍し、隆正さんも3月にはヨーロッパ遠征に参加予定。
「オリンピックは、いつか立ってみたい舞台」と話す。家族や後援会の応援を励みに世界の舞台へ。

写真:全日本スキー連盟の国内強化選手として技を磨いている隆正さん(左)と3月にイタリアで行われるジュニア世界選手権大会に
出場が決まったさくらさん