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2022.05.20

男声合唱団「せみ」創立50周年記念コンサート(2022年5月20日号横須賀・三浦・湘南版)

男声合唱団「せみ」創立50周年記念コンサート(2022年5月20日号横須賀・三浦・湘南版)

重低音ハーモニーを聴きに来て!

(「私とはまかぜ」創刊45周年 企画連載記事)

 昭和46年1月、横須賀で産声を上げた男声合唱団「せみ」は、5月28日(土)14時からはまゆう会館(横須賀市衣笠栄町1 ー 47 ー 47)で「創立50周年記念第20回演奏会」を開催する。4名で始めたハーモニーが50年を経て20名のうねりになって会場を包み込む。当日は感染予防対策を講じ、3年振りのステージでこれまでの集大成を披露する。入場無料。
「平均年齢は75歳。年を重ねると仲間の旅立ちもありましたが、亡くなった方々への想いも込めて歌い、完成度の高いコンサートにしたい」とは会長の佐藤一彦さん。年齢を感じさせない伸びやかで張りのある歌声で、ヨーロッパ音楽のクラシカル愛唱歌をはじめ、アメリカの床屋から広まったアカペラ「バーバーショップ」の中から6曲、「アメイジング・グレイス」など。ほかに「高校3年生」など昭和の歌謡曲、男声合唱組曲「月光とピエロ」を歌う。発足当時からの団員が2人在籍。今も中心メンバーとして活躍している。
指揮者の村井音文さん(53)は「18年前、礎を築かれた石渡優子先生から引き継ぎ、レベルを下げてはならないと自分に言い聞かせて指導してきました」。熱心な指導は今も変わらない。
◆問合せ:佐藤さん
☎046(825)5365

写真:前列左から指揮者の村井音文さん、佐々木義雄さん、団長の佐藤一彦さん。後列左から斉藤樹さん、小西孝明さん。本紙では2015年3月20日号で『創立43年、男声合唱団「せみ」日本の叙情、男のロマンを歌うコンサート』と題して合唱団の歴史、持ち味、コンサートで歌う曲名紹介