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　「思いもよらない、魅力的な本と出合うきっかけになれば」。そんな思いから、横須賀市内４箇所の図書館では読書週間にあわせて「本のレンタルセット」を開催する。今回は５年目で、期間は10月22日（土）から11月９日（水）。
　「例えば料理や鉄道、心理学など。さまざまなジャンルの中から職員一人ひとりがテーマを決めておすすめの３冊を１セットに袋に入れ、通常の書籍と同様に貸し出しを行います。どんな本が入っているかは開けてからのお楽しみです」と、は中央図書館課長補佐の橘広基さん。
　また、児童図書館では子どもたちにワクワクしてもらえるようレンタルセットの紙袋に一点一点、テーマに沿った手作り切り絵を貼り付けるなどの工夫も。
「赤ちゃん向け、小学校低学年向けなど、年齢にあわせてご用意します。私たち自身も本選びを楽しんでいます」と、館長の藤原敦子さんは笑顔。同館では冒険をテーマにした企画展示「どの本よもうかな」も同時開催。中央、北、南各図書館でもさまざまな企画展示が開催される。
読書の秋、図書館で本との出合いを楽しんでみては。

【取材協力】●横須賀市立中央図書館（横須賀市上町1-61）☎046-822-2202　　●横須賀市立児童図書館（横須賀市若松町3-20）☎046-825-4417

写真：横須賀市立児童図書館では中身の絵本にあわせて、切り絵でレンタルセットの袋をアレンジ。子どもはもちろん大人にも人気