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静けさの中、モミジの浄光明寺へ

 線路沿いを北鎌倉方面へ。英勝寺前の踏切を渡って左へ、突き当りを右へ歩いたところにある泉谷山 浄光明寺。１２５１年、第６代執権北条長時を開基として創建された。亀ヶ谷坂の切通近くに位置し、鎌倉の交通上及び防御上、重要な地域に営まれた真言宗泉涌寺派の寺院。山門から境内にモミジの真っ赤な紅葉が楽しめる。
国の重要文化財に指定されている土紋装飾の阿弥陀三尊像は収蔵庫で拝観可能（※拝観日など詳細は問合せを）。裏山に上るとやぐらがあり網引地蔵が安置され、その真上には玉垣で囲まれた冷泉為相の墓（宝篋印塔）があり国指定史跡。裏山からは海が眺められ、清々しい気分になる静かなお寺。

■浄光明寺（鎌倉市扇ガ谷2-12-1）
※鎌倉駅西口から徒歩15分
収蔵庫拝観：木土日祝日のみ
10：00～正午、13：00〜16：00　※雨天と8月は中止
大人（高校生以上）200円・小・中学生100円

問い合わせ：☎︎０４６７（２２）１３５９