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2023.12.07

金沢消防団(第六分団)が30年ぶりに県大会出場! (2023年12月8日号金沢版)

金沢消防団(第六分団)が30年ぶりに県大会出場! (2023年12月8日号金沢版)

横浜市消防操法技術訓練会

  「皆さん仕事や家庭がある中で、平日夜や土日もかなりの時間を練習に費やした。団員たちの努力が実を結んで本当に嬉しい」そう笑顔で語ったのは、金沢消防署消防団係の宮澤政樹さん。この度金沢消防団が30年ぶりの快挙を成し遂げた。 11月18日、戸塚区の横浜市消防訓練センターにて「令和5年度横浜市消防操法技術訓練会」が行われた。これは安全・安心都市の実現を目指し、地域と事業所の防災を担う「消防団」と「自衛消防隊」が消火技術の訓練成果を競い合う会で、この日は「消防団の部」が開催された。

 競ったのは「小型ポンプ操法」と言われるもの。消防団車両に積載されている資機材を使用し、『操作はじめ』から放水して的に当てるまでのタイムとその動作や技術の正確性、安全性を競う。目標タイムは45秒で、切ると加点、オーバーすると減点となる。市内20消防団の代表チームが競い合い、上位2チームに選出されると神奈川県大会に横浜市の代表として出場できる。

 今回金沢消防団からは第六分団(釜利谷エリア)が代表として出場。タイム43秒5、参加チームの中で唯一の技術点満点(減点なし)という好成績を残し、上位2チーム入りを果たし県大会出場を決めた。金沢消防団が県大会に出場するのは平成5年以来、30年ぶりの快挙となる。県大会は来年7月に厚木で開催予定。次回の活躍も期待したい。