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　全国７か所を巡回し、神奈川では初開催となる「鈴木敏夫とジブリ展」が横須賀美術館で始まった。映画『千と千尋の神隠し』に登場する湯屋「油屋」の暖簾をくぐるように会場に一歩踏み入れた先に広がるのは、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが幼少期から影響を受けた漫画や書籍、映画作品の数々。1985年、スタジオジブリの設立に参加以降、高畑勲・宮﨑駿両監督とともに世界を代表するジブリ作品のほぼ全てをプロデュースしてきた鈴木敏夫プロデューサーの少年時代から激動の大学生活、『アニメージュ』の創刊、副編集長・編集長時代を貴重な資料で振り返るとともに、スタジオジブリ誕生秘話、映画の企画・宣伝の裏側を紹介。
　会場ではトトロたちと一緒に写真を撮れるフォトスポットや約3mの巨大な湯婆婆、銭婆の口に手を入れて引く恋愛・開運おみくじなど、ジブリの世界を体験できるエリアも。子どもはもちろん、“ジブリを見て育った”大人の方々にもお勧め。6月18日（火）まで。

●休館日：5月13日（月）・6月3日（月）
●会場：横須賀美術館（横須賀市鴨居4-1）10：00～18：00（入館は17：30まで）
　※4月27日（土）～5月6日（月・休）は10：00～20：00（入館は19：30まで)
●問い合わせ：☎046-845-1211