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2025.06.27
柳原良平没後10年記念特集展示
(2025年6月号中区・西区版)
今年で没後10年を迎える横浜を代表する画家・柳原良平が、国内外の橋や船を描いた選りすぐりの作品23点を集結。横浜港にかかる横浜ベイブリッジや鶴見つばさ橋はもちろん、瀬戸内海にかかる明石海峡大橋や瀬戸大橋、サンフランシスコのゴールデン・ゲート・ブリッジなども作品の題材として取り上げ、橋と船が風景と調和している様を作品に残している。その名称の選考委員も務めた鶴見つばさ橋をモチーフとした写実的な油彩は、橋に対して船を平行に描くことで、橋の長さを強調。「鶴見つばさ橋(仮題)」に寄せては〝立派すぎるベイブリッジより鶴見つばさ橋に魅力を感じている〟と語り、数ある橋の中でも愛着が高かったことが伺える。
本展示会を通じ、横浜から関西・瀬戸内、そして海外へと各地の橋と船を巡る旅に出掛けてみよう。
【日時】5月8日(木)〜11月16日(日)10時〜17時(月曜休館)
【会場】横浜みなと博物館(西区みなとみらい2-1-1)
【問い合わせ】☎︎045-221-0280