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2025.10.16

“コミュニティー〞をつくる「横須賀防災フェア」(2025年10月17日号横須賀・三浦・湘南版)

“コミュニティー〞をつくる「横須賀防災フェア」(2025年10月17日号横須賀・三浦・湘南版)

 横須賀美術館で11月3日㈪まで開催中の「山本理顕展 コミュニティーと建築」関連イベントとして「横須賀防災フェア」が9月28日に開催された。今年は阪神・淡路大震災から30年が経ち、市民に防災への意識をより一層高めてもらおうと一般社団法人地域社会圏研究所が主催。横須賀市、エレコム㈱、佐川急便㈱の協力で同館のワークショップ室やロータリーを会場に行われた。
 この日は注目される津波シェルターや木質耐震シェルター、サバイバルフーズについて東京理科大学の髙𣘺治教授に説明を聞き、25年保存できるレストラン品質の防災食を試食。さらに、横須賀市消防局によるVRゴーグルでリアルな初期消火や地震体験車で震度7の揺れの体験。防災グッズや災害活動を行うトラックも展示され、親子や美術館の来場者も話を聞きながら体験していた。

※写真:約900kgの車を落としても壊れない耐久性の津波シェルター。実際に水に浮いている状態で体験