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7月29日（土）・30日（日）開催！

　平安時代に奈良の春日大社より分霊勧請したと伝えられる。かつて猿島に鎮座し豊嶋大明神と称されていたが明治時代に猿島が軍用地となり、現在の地（京急堀ノ内駅近く）に場所を替えて春日神社となった。古事記で天照大神がお隠れになった「天岩戸」の前で祝詞を唱え、八百万の神を取りまとめた天兒屋根命（あめのこやねのみこと）を主祭神とする。
　７月29日㈯は宵宮祭。19時〜21時に境内の舞台で演芸が行われる。30日㈰は神社本庁から献幣使が訪れ、幣（へい）を奉る。その後三春町、富士見町、田戸台などの町内の子ども神輿が花笠を被った手古舞とともに境内を巡り、12時30分から神社の大神輿渡御がスタート。天狗のお面を被って高下駄をはいた猿田彦命が先導し、手古舞に続いて大神輿やお囃子の山車、子ども神輿が威勢のいい掛け声や太鼓の音とともに町内を練り歩く。
　同神社の神職・今村照美さん（94）は「４年ぶりの本格的なお祭りを開催します。神様も氏子の皆様もお喜びのことでしょう」と話した。

◆問い合わせ：春日神社
☎046(823)2332

写真：迫力ある春日神社の大神輿渡御