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2024.01.09

みなとみらい21地区「ボトルtoボトル リサイクル実証実験」実施へ(web版 横浜市)

みなとみらい21地区<br>「ボトルtoボトル リサイクル実証実験」実施へ<br>(web版 横浜市)<br>

 みなとみらい21地区でペットボトルの「ボトルtoボトルリサイクル実証実験」を実施する。横浜市、サントリーホールディングス株式会社及び一般社団法人横浜みなとみらい21が連携協定を結び、サーキュラーエコノミーと脱炭素化の実現を目指し行なう。みなとみらい21地区のオフィスビルや商業施設など参加施設を巡回し一括回収することで輸送の効率化を図る。また同地区にペットボトルを回収するリサイクルボックスを設置し、回収ペットボトルがリサイクル業者により再資源化され飲料メーカーにてペットボトルに再生される一連の流れが持続可能な仕組みとして成立するかを検証する。

 リサイクルボックスはペットボトルの本体・キャップ・ラベルなどが分別できるようになっている。ペットボトルは本体やキャップ、ラベルは材質が違うプラスチックからできていてリサイクルする際に他の材質のものが混ざっているとうまく再利用できない。ペットボトルを再生し循環利用すれば、石油由来のバージン材からペットボトルを製造するよりCO2排出量を約 60%削減することができる。1月下旬頃から約1か月間実証実験を実施し、本格運用に向けた検討を行なう。リサイクルボックスを見かけたらぜひペットボトルの分別回収にご協力を。ボトルになって再び活用される。